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 天保年間(1830年代)に、魚崎郷の「桜正宗」6代目山邑太左衛門は、魚崎と西宮に酒蔵を持ち酒造りに励んでいた。あるとき、西宮で造る酒と魚崎で造る酒の味が微妙に違うのを感じた。
そこで同じ原料米を 2等分して造らせたり、杜氏を交代して造らせたが、どうしても西宮で造った酒の方が良い酒であった。研究熱心な彼は万策尽きたが、両者の違いは、空気か水か?
 「そうだ!水だ!」と考えて、牛車 6台(1仕込分)で西宮から魚崎に水を運んで酒造りを行った。
当時同業者や世間では事情を知らないので、愚行と嘲笑し、おかしくなったのではと噂したが、結果は、西宮の酒と同等のものが造れた。
このようにして、 西宮の水が卓越した酒造用水である事が発見され、灘五郷の酒造家は競って西宮の水を使うようになり、灘酒は天下に名声をとどろかせる事になった。西宮の水が「宮水」と呼称されている。
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